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Дындама/ドゥンダマ レシピ

キルギス語でドゥンダマ、ウズベク語でディムラマと呼ばれるこの料理は中央アジアで広く親しまれているクミン香る肉と野菜の蒸し煮です。時折り中央アジア風肉じゃがという紹介の仕方に出会いますが、味も見た目も全くの別物です!この料理の良さはなんと言っても、作り方が簡単なこと。全ての食材を鍋に入れたら火にかけて1時間待つだけです。塩とクミンのみのシンプルな味付けなはずですが、びっくりするくらい美味しいんです!ぜひ作ってみてください。作り方は私流なので、申し訳ありませんが材料は測りません!!!鍋の大きさや作りたい量に合わせて調節してください。

【材料】

・油

・牛肉か羊肉

・玉ねぎ

・にんじん

・じゃがいも

・トマト缶(1缶)

・キャベツ

・塩

・クミンホール


【レシピ】

1. 油を鍋に多めに敷きます。鍋を傾けて側面までしっかり油を塗ってください。

2. 肉を一口大に切って、鍋の底に敷き詰めます。

3. 塩とクミンを適当な量振りかけます。

4. 玉ねぎを櫛形に切って肉の上に敷き詰めます。

5. にんじんを一口大に切って玉ねぎの上に敷き詰めます。

6. じゃがいもを一口大に切ってにんじんの上に敷き詰めます。

7. 塩とクミンを適当な量振りかけます。クミンは心の赴くままに加えることをお勧めします。

8.トマト缶を回し入れます。

9. キャベツを適当にちぎって、鍋全体が隠れるように覆い被せます。

10. 蓋をして、中火にかけ、1時間待ちます。

11. 1時間経ったら、下から具材をよく混ぜて更に盛り付けます。

 Аш болсун!(キルギス語で「召し上がれ!」)


【コツ】

野菜の水分だけで煮込むので、野菜の旨みが染み出してとっても美味しくなります!鍋に焦げ付かない様に油を多めに入れることがコツです!初めはスープの様に食べますが、鍋をかき混ぜてるうちに水分がとんで具材が崩れて来るので最後には野菜の形が残らずに全部ごったに入った料理になります。私はどちらかと言うと最後のぐちゃぐちゃになった状態の方が一口で沢山の食材を味わえるので好きです。クミンは個人的にはパウダーよりもホールをお勧めしますがパウダーでも作ることができます。塩は適当な量と書きましたが、毎回小さじ2~3杯分づつ加えるとちょうどいいと思います。とはいっても鍋の大きさによるので適度に調節してください。また使う肉について、羊肉と聞くと値段が高いイメージを持つ方もいるかもしれませんが、スーパーではなく肉屋さんで買うと豚肉と同じくらいの値段で買えることがあります。この料理ではマトンでもラムでも構いません。日本料理では馴染みのない食材ですが、ぜひ試してみてください!